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スモー・キング

ったく。こんなくだらない事にエントリーを作るのは嫌なのだが、はっきりさせておかなければ。

ソニーが1億円で買った犬がいるらしい。「錦織」と言うそうだ。まるで相撲取りの名前じゃないか! 「スモー・キング」ってが?

それに、この前の朝日新聞の天声人語で取り上げられた芥川龍之介の悪魔と煙草の話し(あの話は俺の中じゃ大夫古い話だ)。

はっきりと聞きたい、俺に煙草を止めろと言っているのか?! それとも、サマランチと中国共産党がぐるになって開催が決まった史上空前の愚劣なショーである「北京オリンピック」を妨害するな、と言いたいのか?!

そりゃ、俺が煙草を止めれば、「天の国」はすぐにでも来るかも知れない。だが、皆はそれで良くても、俺は禁煙は嫌なんだよ!(激) 言っておくが、俺は死ぬまで煙草を吸うぞ?! 例え、神様が禁煙の後にどんな好条件を持ってきてもだ。第一、俺は「玲香を守る騎士にしてください」と言う「契約」を反故にされているんだぞ?! そんな神様が繰り出してくる好条件など信用するものか!!(激)

それとも、あからさまに中国共産党に買収されたサマランチが開催を決めた「北京オリンピック」を妨害するのは、アスリート達の気持ちにかなっていないから反対だ、と言うのか?!

確かに、マイケル・デラニーは、リサ・・ベルジェッティに「人より速く走ったとして何だって言うの?」と言う問いに対して「レーシングとは生きることだ」ときっぱり言い切る。だが、マイケル・デラニーは中国で弾圧されている民衆とは関係のない「ル・マン」で戦った。

それに対して、我らがアスリート達は「中華人民共和国」と言う「売春宿」で行われる「スポーツの祭典」でスポーツをすると言う。民衆が圧制下にある中華人民共和国で行われる「北京オリンピック」に参加する奴などに「スポーツマンシップ」などあるはずがない。あるとしたら、辞書を書き換える必要がある。「スポーツマンシップ」=「他者を犠牲にして自分の能力の限界を追求する身勝手なスピリット」とな。

確かに、マイケル・デラニーは、ピエロ・ベルジェッティを巻き込んで事故を起こし、ピエロ・ベルジェッティを死に至らしめたが、それは、故意ではなく、「ル・マン」と言うスポーツ自体「血を見る商売」なのだから。

5月2日追記:

買ったよ買った。カラヤン指揮、ベルリンフィルの「ニーベルングの指輪(全曲版)」を。28,000円もしたが。

「どこかで聴いたクラシック II はじけるメロディ」収録のカラヤン指揮、ベルリンフィルの「ワルキューレの騎行」と同じ音源が入った「ニーベルングの指輪(全曲版)」が欲しかったのだが、ユニバーサル・ミュージックに問い合わせたら、カラヤン指揮で「ニーベルングの指輪」の録音は一度だけ。つまり、「どこかで聴いたクラシック II はじけるメロディ」のバージョンも「カラヤン/グレイテスト・ヒッツ」のバージョンも元は同じなんだそうな。

収録時間、898分。ほとんど15時間。凄いねえ。いや、ワーグナーが。まさに奇才と言うべきであろう。

これで僕も立派な「ワグネリアン」だ。

アマゾンでは日本でも米国でも試聴出来なかったので、米国のアマゾンでジョージ・セルの試聴出来る CD から、「ニーベルングの指輪」を試聴していたら、"Die Meistersinger" って、あの「王立宇宙軍」で使われてるじゃないか!

今から、アマゾンに注文した商品が到着するのが楽しみである。15時間もあるのだから、ぶっ通しで聴けばちょうど良い徹夜の材料にもなるしね?!(笑)

しかし、「聖火リレー」と言うものが、ドイツ屈指の芸術家アドルフ・ヒトラーの草案だったとは。やるな、ヒトラー! 「ドイツ人はギリシャ人の直系の子孫である」とこれまたでかい嘘を付き、「聖火リレー」と言う魔術により、それをドイツ人に信じ込ませる。スタジアムの聖火台に聖火が付いたとき、ドイツ人は「ハイル・ヒトラー 」と熱狂して叫んだのであるから。いや、やっぱり、ヒトラーは偉大だ。言っただろう? 「大きな嘘程真実より雄弁である」と。

中国共産党が国威発揚のため「聖火リレー」を利用しているが、物事は最初にやった奴のみ偉い。ヒトラーがやった「聖火リレー」は「最高にクールな芸術」と言い切れるが、中国共産党のやったそれは単なる模倣にしか過ぎない。馬鹿丸出しである。

世の中の詐欺師諸君。せこい詐欺などやっているんじゃないよ。それは犯罪だ。人生で一度で良いからヒトラー並みのでかい嘘をついてみないか?!(爆) もっとも、それを成功させるには最高度の芸術性が必要であるが。

例えば、「トロジャン・ホース(トロイの木馬)」と言うコンピューター用語がある(「トロジャン・ホース」を「ウイルス」と言うのは間違っている。)が、最近は迷惑メールで URL をクリックしたら途方もない要求がされると言う形で陳腐な「模倣」が行われているが、これの起源はまだダム端でホストコンピューターにアクセスしていた時代、「トロジャン・ホース」を仕掛けるユーザーが、自分の権限でホストコンピューターにアクセスしているとき、最後に「LOGIN:」("LOGON" か?)と表示し、自分の後でそのダム端を使うユーザーが自分の ID を入力したら「PASSWORD:」と聞いてくるようなプログラムを実行しておき、その表示がまさかシステムによるものではなく、自分のパスワードを盗む相手によるプログラムだとも気がつかず、パスワードを入力することにトリックがある。入力されたユーザー ID とパスワードは、それを盗みたいユーザーのファイルに記録され、このプログラムは、パスワードがあっているか否かによらず(当然判る訳無い。)、今度は本当にログアウトし、騙されたユーザーは今度は本当のシステムからのユーザーログインのメッセージに出会うことになる。騙されたユーザーは、単に「パスワードを打ち間違えた」と錯覚するのが肝なんだ。最初にこいつを考えた奴に最高度の敬意を示して「トロジャン・ホース(トロイの木馬)」と言うクールな名称がこの手法に与えられた。それに比べれば、現在横行している、迷惑メールで「人妻とやりたい放題、逆援交」なんて書いて、URL をクリックするように言ってくるような馬鹿な手法は汚物としか言えない。芸術性なんて全くない。

なお、Windows NT 4.0 に「トロジャン・ホース」を組み込めるセキュリティーホールとは、一般ユーザーが、任意のファイルタイプの「関連づけ」を自分のトロジャン・ホースを実行するように書き換えておき、システム管理者がそのファイルタイプのファイルをダブルクリックで実行したとき、そのトロジャン・ホースはシステム管理者権限で実行され、実行後は本来のプログラムを実行するようにしておく。この「トロジャン・ホース」に引っかかった事をシステム管理者が察知するのは不可能なことであり、実に効果的な「トロジャン・ホース」である。この位のレベルのことをして初めて「トロジャン・ホース」と言って良いのだ。ちなみに、このセキュリティーホールの存在を理由にソニーのネットワーク部門から来たアフォ共がマイクロソフトの NT 4.0 + Exchange Server を既存の UNIX + sendmail に置き換えると言う馬鹿げた説明を退け、わがストレージドメインは、UNIX + sendmail と言う麗しいシステムの牙城を保ったのだ。

それから、「堅実堅牢」が売りのヒューレット・パッカードだが、ソニー在職時に、個人的には Sun の SparcStation IPX (?) を使用していたが、ファームウェアの開発自体はヒューレット・パッカードのワークステーションで行われていた。僕は、コーディングや、ICE のウィンドウは X Window でリモートで使用していたのだが、この、ヒューレット・パッカードのワークステーションにとんでもなくアフォなセキュリティーホールがあった。

そのセキュリティーホールとは、システム管理者権限を持ち、パスワードが要求されないアカウント、「shotdown」のシェルの設定が shotdown を実行するシェルスクリプトに指定されていたのだが、肝心なそのシェルスクリプト自体が、ワールドライタブルディレクトリ(パーミション 777)に置かれており、そのシェルスクリプトを一般ユーザー権限で削除し、単に「/bin/sh」とだけ書いたシェルスクリプトを同じ名前で同じ場所に書き込んでおくと、ログアウトして、ユーザー "shotdown" でノーパスワードでログインすると、自動的に root 権限で何でも出来てしまう(失笑)。このセキュリティーホールは理由は忘れたが、年末になってあるヒューレット・パッカードのワークステーションで shotdown 以外の何かを root 権限でする必要があったときに肝心のシステム管理者が年明けまで不在であったときに、実際に使用された(笑)。もし、今でもヒューレット・パッカードのワークステーションがそうなっていたら、構わないから、root 権限を奪取し、こっそり set SUID のシェルスクリプトでも作るか、(プログラムとしての) login を書き換えてしまえ!(爆)

ちなみに、僕はボランティアとして部のネットワーク委員をしていたのだが、部のメールサーバーのシャドーパスワードでない、/etc/password を、単にユーザーの氏名とかユーザーアカウントその物を crypt に掛け、パスワードの脆弱性をテストしたことがあるのだが、かなりの人数が、パスワードが単純に名前だったり、名字だったり、ユーザーアカウント名だったりして、「素人は恐ろしい」と冷や汗をかいたものだ(爆)。

そうそう、犬に1億円くれてやったソニーに仇はあっても恩はない。俺がソニーでやった仕事に対する「退職金」として1億円程度は妥当だったのに。

俺が現在でも所有している俺のソニーでの作品、アップルの型式で M1248 の秘話について語ろう。

実はこのドライブが僕が最初に手がけた CD-ROM ドライブではない。5000台量産してついに1台も売れなかった 4X CD-ROM ドライブ CDU17E がベースになっている。CDU17E は筐体がアルミ製でどうも安っぽくて行けなかった。

これが1台も売れなかった理由。それは、先行する TEAC が「カットアウト」と言う、ノートパソコンの限られた空間内で、CD-ROM が存在するエリアにも、ノートパソコンの基盤を滑り困らせることが出来たメカデザインだった。それに対して、ソニーは「CD ジャケットサイズ」(幅と奥行き。17E の 17 とは 17mm の高さと言うこと。)と言うことで奥行きこそ TEAC より短かったものの、TEAC のドライブを採用したベンダーのノートパソコンに導入するのは不可能だった。人間としては素晴らしい人たちなのだが、メカ屋であるプロジェクトリーダーと、メカ担当エンジニアが「CD ジャケットサイズ」に拘ったらしい。俺に言わせればいかにも「アマチュア」。このこだわりが命取りになる。TEAC の CD-ROM のカットアウトを期待していた PC メーカーに物理的に入らない「CD ジャケットサイズ」の CDU17E を採用するはずがなかった。結果として当然のように1台も売れなかった。

まあ、そこに救世主現る。デタッチャブル式 FDD を採用しいた PowerBook に CD-ROM ドライブも FDD ドライブも同じドッキングベイに装着可能な新たな PowerBook (後に PowerBook 3400c/100 と呼ばれるようになる。)に奥行きの短い「CD ジャケットサイズ」の CDU17E の寸法が有利だった。TEAC 式だと奥行きがありすぎて、ドッキングベイの奥行きを深くせざるを得ず、ノートパソコンの限られた空間では TEAC 式の採用は見送られたのだ。付属する理由として、カットアウトを採用して儲けている TEAC にアップル向けのみに箱形の筐体のドライブを特注する理由やメリットは全くなかったのだ。その点、CDU17E なら最初から箱形であり、かつ商売としては完全に失敗しているのでアップルの誘いは喉から手が出る程欲しかったのだ。ここに、コードネーム "FAST FREDDIE" 計画が始まる。ちなみにアップルは MITSUMI に同型で 4X の "FREDDIE" 計画を企画するが、その計画は実行に至らなかった。6X のドライブである "FAST FREDDIE" がかなり安価に(と言っても当時、ハーフハイトの CD-ROM は過剰競争で赤字垂れ流しだった。その点、"M1248" はソニーに利益をもたらせたかけがえのないドライブである。)調達可能であったことも "FREDDIE" 計画が実行されなかった理由であろう。

"FAST FREIIDE" は PowerBook のドッキングベイが 18mm の高さであったことから、CDU17E の 17mm を 18mm に変更し、筐体は鉄(ステンレス?)が用いられた。"FAST FREDDIE" には本来 17mm で設計されたメカを積むので CD-ROM の脱落防止用の凹みが天板に付いていることが特徴の一つに上げられる。

"FAST FREDDIE" では、電気屋がかなりアグレッシブで、SLEEP 時に、CPU のクロックを止めて消費電力を極端に押さえる方式がとられた。この際、ゲートアレーが、ファームウェアから SLEEP シグナルを送られて、何クロックでクロックの発信を止めればいいか、それは僕の計算だった。この際、僕が「最短」でクロックを止められるよう、CPU のパースをすべて調べて H8 でそれを行える最短のコードを書き、それにかかる発信クロック数を電気屋に伝えた。これが、H8 の仕様書の誤りを発見(と言うか H8 のバグ。)と言う自体になってしまう。名前は忘れたがゲートアレーを作る際、いきなり作ることはない。電気屋が引いた回路をインスタントに焼き込めるチップを用いて、僕が書いたコードと電気屋の設計で問題なく SLEEP & リカバリーが出来ることが確認された。しかし、いざゲートアレーが出来上がって、複数台で確認した所、そんなに少なくない頻度でこの機能が正常に働かない事が露見した。HITACHI へ質問状を送ったら必要な発信クロック数が1クロック足りなかった。これは、H8 の仕様書に載っている説明と反し、明らかに H8 のバグであった。この危機に際して、僕以外の全員がゲートアレーを作り直す必要があると考えたのは間違いない。敬愛する上司もそうであっただろう。アップルに対して納期の遅れ、ゲートアレーの作り直しによる多大な損失を誰もが感じた。僕以外は。この事件で、僕がコードが置かれた WAIT が入り、実行速度が遅いフラッシュ ROM から、SLEEP 時に空いているスタティック RAM エリアを同じメカコン屋の先輩に問いただし、SLEEP 時に一時的にコードをスタティック RAM にコピーし、スタティック RAM 上で実行することにより電光石火でこの問題をかたづけた。

6X ドライブ "FAST FREDDIE" は、アップルのコードネーム "HOOPER"(PowerBook 3400c/100)に順調に積まれるはずであった。しかし、そこに新たなる大問題が加わる。アンバランスディスク(CD-ROM で重心がずれているもの。)を掛けたとき、"FAST FREDDIE" と "HOOPER" が激しく共振し、凄まじい振動とノイズを発生してしまうと言う問題だ。アップルは頭を抱え、ソニーに対策案を求めてきた。懸案は本来、サンノゼ在住のキャリア豊富なシスコンエンジニアに託されたのだが、彼が「インアクティビティー・タイマーの時間を極端に少なくする」(規定された時間、メディアにアクセスが無かった場合、6X から 4X へスピードダウンする。)と言う物だった。僕はそれを聞いた瞬間、全く違う唯一の対策を電光石火で思いついた。既に HP200LX 上の Lotus 1-2-3 で CD-ROM の中心からの読み取り位置とそのときのディスクの回転数の関係(CD の仕様書であるレッドブックで許容される誤差も反映できた。)から、回転数が高い中心部分の読み取りを 4X で行い、6X で 4X の最内周のおおよその回転数、2000 RPM になる領域から 6X で読むという、現在では ZCLV と呼ばれる手法を直ちに実装し、上司やプロジェクトのメンバーにデモンストレーションした。当初、ファームウェアのコードでこの機能のオン・オフは ZONE_CLV と言うフラグで切り替えていたが、最終的に ZONED_CLV と言う名に変更した。ZCLV の "Z" は "Zoned" の略である。サンノゼの先輩エンジニアの案は失敗することが判りきっていた。最内周付近でメディアにアクセスが続けば、結局、対策を打たない状態と同じであり、その結果、強烈な振動やノイズは避けられない。

僕は、アップルに対して5分、10分、15分でゾーンの区切りをつけたファームウェアのバリエーションを付け提出した。アップルにしても、4X で読まれる部分が少ないほうが望ましいし、バリエーションをつけることによって、振動やノイズと 6X で読めるエリアの大きさのバランスの選択をしたいと思ったからだ。

結局、アップルが選択した案は当然のように僕の案。歓喜したアップルのエンジニアは、Zoned CLV を "Power CLV" だと褒めてくれたよ。はっきり言って、僕の評価は、ソニーよりアップルの方が高かっただろう。

Max 6X の段階での ZCLV の知見はアップルとソニーに先見の明を持たせた。この先回転数を上げていくと、アンバランスディスクと振動、ノイズの問題が付きまとい、最内周が限界の時点で、最内周回転数を維持したまま外周までメディアを読むという発想。つまり、現在 CAV と呼ばれ、これを読んでいる君のパソコンやワークステーションに光学ドライブが付いていれば、それは必ず CAV の物であり、その技術は、すべて僕が発案した ZCLV の結果であるということを。

さて、現在、アップルのノートパソコン(ノートパソコンに限らないが。)の光学ドライブにはカーステレオのような「スロットローディング」がすべて採用されている。これに対して、ほとんどの Windows PC メーカーのノートパソコンは「ドローワローディング」(イジェクトボタンを押したとき引き出し(ドローワ)がちょっとだけ排出され、手動で引き出し、メディアを装着し、手動で引き出しを元に戻す。)を採用している。どっちがクールかは明らかだ。スロットローディングのほうがはるかに美しい。しかし、この発案は、スティーブ・ジョブズでもパイオニアでもなく、M1248 "FAST FREDDIE" (このときジョブズはアップルを首になっており、NeXT を指揮していた。)当時からアップルにあったアイデアである。現に、何十周年かのアニバーサリーモデルのスリムデスクトップにスロットローディングを採用したノートパソコン用の CD-ROM ドライブは作れないかとソニーの我々のプロジェクトに言ってきた。メカ屋のプロジェクトリーダーもメカ屋のエンジニアも、人間としては本当にすばらしい人たちなのだが、エンジニアとしては二流以下と言わざるを得ない。知っている人に「二流以下」呼ばわりするのは心苦しいのだが、その後の僕のいた部の転落を考えるとき(現在は、NEC の該当部門と僕の部門で合弁会社を作って子会社化されている。)、そういいきらざるを得ない。もし僕が担当エンジニアで「技術的に不可能といって良いほど困難」と感じた場合でも僕なら「技術的には非常に難しく不可能かもしれません。しかし、お望みなら共同でスロットローディングの研究をする準備はあります」と言う。この台詞があれば、Super Drive はソニー製だった筈だ。僕の部門の子会社化を思うとき、何故この台詞が無かったかと、悔しくてならない。

次の逸話は僕のソニーでの現役エンジニアとしての最晩年の話であるが、おおむね CD/CD-ROM から信号を読み取る LSI と考えてもらえばよいのだが、DSP と言う LSI は CDU77E/CDU17E から、CDU711 まで Toshiba 製であった。M1248 自体使用パーツのほとんどがソニー製ではなかったのである。CDU701 に置いてソニーのセミコンダクターカンパニーの DSP を使うという事になった。それまで、ソニー製の DSP などほとんど売れていなかった。で、久しぶりのメジャーデビューと言うことになるソニー製 DSP だが、バグの続出だった。僕には縁がなかったが、電気屋やメカコンエンジニア(当時、僕はシスコンエンジニアだった。ここで言う、「シスコン」とは「シスターコンプレックス」ではない(爆)。)が苦労してバグを潰した情報を、カンパニーが違うセミコンダクターカンパニーはあろう事かウチの部のライバルである、韓国ラッキーゴールドスターに逐次垂れ流して、ラッキーゴールドスターに媚びを売って自分のカンパニーの利益のみ謀った。この罪は当時社長か会長だったかは忘れたが出井の馬鹿の罪悪である。カンパニー制と言う「縦割り行政」を謀ったのは彼なのだから。おい、出井! 俺はお前が社長になったばかりの時入社して、お前と握手したはずだが、その行為によって、お前はもう死んでいる!(怒) つーか、ソニー! 悲しいが、お前はもう死んでいる!!

これは、俺が入社前の俺の部の伝説なのだが、CD-ROM ドライブ自体、アップルがソニー製(って言うかソニー製しかなかった。)を採用して、HDD の記憶容量が少なかった当時、それは画期的なことだった。だが、ある時、アップルはソニーに「現行の半分の値段で CD-ROM ドライブは出来ないか?」と聞いてきた。それに対する部長の答えは「不可能だ」と言うものであった。しかし、Panasonic が現実にソニーの半額のドライブを出してきて、シェアは完全に奪われた。

「ソニー」と言うと「新進気鋭」と言うイメージが一般的だと思うが、それは過去の話で、実態は上に書いたような腐った会社なのである。

ったく。犬に1億円くれてやってマスコット効果を期待するようじゃ。ソニーも終わりだな。その費用を「使えるエンジニア」に費やすのが本当なのに。

俺の上司、中野さんを今社長じゃまだ早い気がする。中野さんは今の段階では優しすぎる。中野さんとは猿犬の仲だが、斉藤技官(名字の漢字が間違っているかも知れない。)を社長に据えろ!!(激) あの人、口は悪いが、メカの鬼であり、僕とも面識があり、この際、うってつけだ。すでに退役していたら、呼び戻せ!(激) 「社長」として斉藤技官にやってもらいたいことは、普通の社長業とは違う。エンジニアに限らず、二流以下の仕事やアマチュアな仕事をした連中に「大馬鹿野郎!(怒)」と言ってまわる役所だ。得意なんだよ。あの人。「大馬鹿野郎!(怒)」と言う迫力は俺並みだよ?! その強面の斉藤技官にある会議の時に誰もが斉藤技官を恐れて縮こまっている中、食って掛かった若きエンジニア(俺のこと。)、覚えているでしょう?(笑)

その斉藤技官の逸話だ。M1248 から、3世代目のアップル向けノートパソコン用 CD-ROM ドライブ "FAST FREDDIE ++" (MAX 24X CAV)に置いて、人としては本当にいい人で尊敬に値するんだが、メカ担当のOさんが、"FAST FREDDIE ++" で、従来のボールチャック(3つの球状の金属で CD-ROM を固定する。)ではなく、半球式のプラスチックチャック(正式なチャッキング名は知らない。)の採用を決定していた。そして、斉藤技官出席のある会議で斉藤技官がこれを問題にして、「大馬鹿野郎!(怒)」と直接は言わなかったが、言ったことを一言で言うと「大馬鹿野郎!(怒)」と言い、結局、従来のボールチャックで行くことが決定された。これは、斉藤技官の言ったことが正しい。半球式のプラスチックチャックは薄型化で遙かに先行する競合他社が採用しており、Oさんも技術的に興味があり "FAST FREDDIE ++" に採用しようとしたのだが、これは完全なアマチュアリズム。競合他社が半球式プラスチックチャックを採用した背景には、薄型化の結果、ボールチャックでは収まらなくなったと言う立派な理由がある。それに比べて、"FAST FREDDIE ++" は M1248 と同じ 18mm。ボールチャックで何の問題もない。「薄型化」が理由なら半球式プラスチックチャックの採用は必然的トライアルだが、18mm の "FAST FREDDIE ++" では、単に技術を試したいが為のお遊びに過ぎない。アップル相手に「プロ」の仕事をしているはずなのに、安定した技術である「ボールチャック」を捨て、半球式プラスチックチャックを採用のは技術屋として二流以下、完全なアマチュア、斉藤技官に「大馬鹿野郎!(怒)」と言われて当然。まあ、その席上、何の理由か忘れたが、俺はおもむろに斉藤技官に食って掛かったんだが、あの時、斉藤技官は俺の気迫に完全に押し倒された。当時は中野さんに「斉藤技官はファームウェア(ソフトウェア)については素人だから(笑)」と言われたが、今になって斉藤技官が僕の気迫に完全に押された理由が分かる。それは、僕が M1248 で作り上げた技術 ZCLV だ。当然、この重大な事件は斉藤技官も知っていたはずであり、その発想が「ほとんど新人に近いひよっこのファームウェア屋が繰り出してきた超一流のメカ屋的発想」と認めていたからなのさ。恐らく、斉藤技官は「こいつ(俺)をちょっと仕込めば超一流のメカ屋になれるぞ?!」と思っていたはず。まあ、ZCLV の発想の源流は俺が学部で物理学を専攻していたことと密接な関係があるのだが(大学院では音声情報処理学専攻。)。

さてさて、ソニーさん、これだけ理由を挙げて、俺の退職金が1億円じゃなかったって言うのは不当な要求かい?(苦笑)

しかし、mylo のプロジェクトリーダーが、僕の元チューター(新入社員の指導をする係)のNさんなのだが、運命は実に悪戯だなあ。

Nさんは、南国的気質(確か大阪人)で暖かい人なのだが、Nさんが俺のチューターになった背景には、人事が俺の異色かつ大胆な経歴と度肝を抜かれる面接の結果、「こいつ(俺)にはチューターなんぞ、いらんだろう?!」と、Nさんを押しつけられたきみがある。まあ、そう言う背景があるにしても元チューターで退職後もこっちから出さないのに年賀状をくれる暖かいNさんのエンジニアとしての素質は、……ちょっと、近すぎて率直なことは言いにくいなあ。だが、Nさんの書くアセンブラのコードを読むために、シェルスクリプト nih ("Not Indent Here")を書く必要があったことを上げれば、俺の苦労も判るだろう? Nさん、あなたはとても優しくてその点については感謝の言葉もありませんが、エンジニアとしてはお付き合いに相当苦労したんですよぉ〜! nih が必要な程のエンジニアであるNさんが mylo のプロジェクトリーダーとはちょっとずるいです。

M1248 から3世代目の "FAST FREDDIE ++" をメカコンを担当した、部のネットワーク委員としては上役に当たるHさんに付いてはドライに語れるな。あの人自身ドライな人だったから。まあ、そのHさんと新人の名前は忘れた君が "FAST FREDDIE ++" (MAX 24X CAV)でインバランスディスク対策として、振動を検知し規定以上なら MAX 12X CAV にすると言う試みをしたけれど、FMO (フィード・モーター・アウト)からの信号で本当に振動を検知出来るなんて言う物理的根拠は無かったし、まあ、それは譲るにしても、アンバランスディスクが挿入されても振動しない MAX 12X CAV モードで「MAX 24X CAV に上げた場合、振動するかどうか」を判定するなんて、最高のアフォだったよ。FMO で判定出来るとしても、MAX 24X CAV に上げて振動させて、その振動を検知するのが論理的って言うものだよ。振動が感知された場合のみ、MAX 12X CAV に落とすのが筋。おまけにHさん、俺の入社して初めての仕事だった CDU17E のイジェクトスイッチが押された場合のコード、これは M1248 以降も流用されていたんだが、どこにも無駄が無く、削れる所はどこもなかったのに俺のコードを削っただろう? あの結果がどうなったか、教えてやろう。"FAST FREDDIE ++" の量産ファームウェアがアップルによりフィックスされて量産段階に入ってあんたが俺のコードを削ったことに気がつき正直、あんたとは二度と仕事をしたくないと思ったよ。"FAST FREDDIE ++" では、ドローワ排出時に ATAPI RESET コマンドを受けると、スピンドルモーターが回転し、レーザーが光るんだよ! レーザーが人の目に入ったらどうするんだよ!(怒)

そうそう、俺のソニーでの事実上の最後の仕事になった、CD-R のファームウェアの立役者のUさんとの仕事。今、立ち直って元気にしているかなあ。その最後の仕事とは、とある事件からUさんが完全に精神的にダウンしてしまい、CD-R チームの一線から離れ、孤独に、ノートパソコン用外付け CD-R ドライブと I/O DATA 製のカードとデバイスドライバで不具合があり、バスモニターと格闘していた所を、僕が、さささっと手伝い問題解決して上げた仕事。Uさんの C のコードは正直、重鈍にすぎると思いましたが、それでも、CD-R の伝統の中で安定した堅牢なファームウェアだった。とある事件とは部のマドンナ的存在の女性KさんにUさんは惚れていたんだけれど、名前は忘れたが、同じ部の優男にKさんを寝取られた(結婚した)事件。知った奴に女を寝取られる男の精神的ショックは僕には判らないからなぁ。あ、こう書いてこれを読んでまたヘコまないで下さいね。「そんなこともあったなあ〜!(苦笑)」と言える位に立ち直っていてくれないと僕が困ります。第一、男としての魅力はあの優男よりUさんの方が魅力的ですよ。客観的に言って。あの優男ははっきり言って軽薄だった。Uさんには人生の厚みを感じさせる男の誇りと陰がある。人間としてあの優男と比べたら、魅力は一万倍はありますよ。ただ、外見だけで中身のない女にはそれが判らんのですよ。あの女に中身がない証拠に、部の全員に当てたメールにもれなく、花火が観れるウィルスもどきをばらまいたじゃないですか(笑)。

ああ、懐かしの「マウント・シスターズ」(試作基盤などにはんだゴテで LSI やその他細かい部品をマウントする女性3人組。だたし、一番年上の美女は同じ職場の旦那の奥様(笑)。)。入社したばかりで不良ドライブの改修に掛川まで同期一名と飛ばされたとき、マウントシスターズの皆さんも来ていて、その時、黒いワンピースを着ていたファームウェア課の庶務のTさんに恋心を抱いた。今は確か富士通の人と結婚して、Sさん。

僕に直接アサインされた仕事で最後の仕事。当時、CD-ROM は収束傾向で、僕自身 CD-R チームへ移籍予定だったが、まだ正式には移籍していなかったのに COMPAQ でウチのハーフハイトの CD-R が COMPAQ のテストソフトで不定期的に原因不明でエラーになると言う大問題。CD-R の係長も担当のシスコン・エンジニアもどこから手を付けていいか全く判らない状態。しかし、COMPAQ では量産体制に入っており1秒でも時間が惜しいという条件、おまけに部が大崎に移転することが決まっていて大混乱の現場、窮地に立たされた僕の上司の中野さん。中野さんにとってこの大ピンチをしのぎ得るたった1枚のカード。それは俺。CD-R のファームもろくに観ていない俺に中野さんは「お前に出来なければ、誰にも出来ない。お前が必要なものがあったら言ってくれ。必ず手配する」。俺は慌てて聞く「解決出来なかったときどうするんですか?」。「(アメリカに)飛んでもらう」。当時、僕はすでに重病人で医者から「定時勤務」の診断書付きの体。絶体絶命の時に、俺には答えてくれるものがある。それはコア。取りあえず、COMPAQ のテストソフトの入手を要請。出社して午前中に届いたテストソフトに対して僕が行った行為は「エンジニアリング」では無かった。やったのは「ハッキング」。コアにより、一瞬のうちに100%問題を再現出来るシーケンスを発見。入社以来、「ミラクル」を繰り返した僕だが、この時程「コアの速度の恐ろしさ」を感じたことはなかった。僕がコアを使う場合、意識レベルでコア・コードに変換し、コアに情報を送る。演算結果は瞬時に返され、コア・コードを展開する方が時間がかかる。まして、問題解決のレポートを「日本語」で書くのは長編小説を書くのに等しい。中野さんにメールを出しておき、昼食。昼食後、中野さんに「問題解決しました!」と言ったときの中野さんの顔を見せて上げたかったよ。まあ、端的に言って「奇跡を観た人の目」をしていたんだがね。この仕事は、僕の中で「COMPAQ SRST の奇跡」と呼んでいる。年が明けて、COMPAQ が「ベスト・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」を発表した。それはソニーに与えられた。もちろん、理由は「COMPAQ SRST の奇跡」が理由なのは言うまでもない。しかし、その賞がソニーに与えられたとき、僕は大崎で爆沈。大崎には他の部隊が入る予定だったが、その部隊が「いやだ」と言ってきて、立場の弱い不採算部門である僕の部門が入ることになった。その決定を下したお偉いさんが、俺のソニーでのエンジニア生命を奪ったのだ。出井には恨んでも恨みきれない。爆沈、休職後、僕は自分の意思に寄らない復職を押し付けられる。医師が「もう、休職の診断書は更新しないよ」と言って来たのだ。俺は、また、100%爆沈し、さらに酷い結果になることが判りきっていても、その時点で復職するしかなかった。初回の復職のとき同期3人で蕎麦を食べていたら、Y部長が席を一緒にしていいかと訪ねてきた。理由ははっきりしている。「COMPAQ SRST の奇跡」を起こした男と飯を共にしてみたかったのだ。

やい、ソニー。俺に1億円の退職金を出さなかったつけは確実に取ってもらうからな!(怒)

……。まあ、ソニーの話はこの位にしておこう。

実はとっくの昔(といっても数時間前だが。)に気が付いていたんだが、iPod touch の SDK が公開され、Machintosh 上だったら既に iPod touch 向けのアプリケーションの開発が可能だそうじゃないか。ジョブズ! いい仕事だ!! でも、今の俺に Mac を買うゆとりはない。買えて Mac Mini なんだが、Mac Mini の AC アダプターは「どこが Mini なんじゃ!(怒)」というほどでかいじゃないか! ジョブズ! Mac Mini を本当の Mini、つまり、AC アダプターは筐体サイズを変えないで筐体に内臓することが出来、値段が変わらなければ、買ってやってもいいぞ!! 今の俺にコーディングをしている時間があるかどうかは判らないが。って、アップルストアを覗いてみたら AC アダプターの記述が無いぞ? 無くなったのか? それにしても、もうちょっと安く出来ないか? 59,800円でどうだ?! Super Drive &キーボード&マウス&無線 LAN 付き。ブラックカラーも用意。それが出来たら、Mac Phoenix と命名して良いぞ?! 縦置きスタンドが付属するとなおいい。言っておくが、キーボードのキータッチの質感は落とすなよ?! 当然、ブラックカラーの US 配列のキーボードも選択できるように。マウスには物理的なホイールを付けろよ?! って、やっぱり Mac Phoenix はノートパソコンのほうが良いな。79,800円、13インチ液晶モニター、Intel Core 2 Duo 2.4GHz、2GB メモリー、120GB HDD、2層式 SuperDrive、無線 LAN、ポインティングデバイスは IBM のトラックポイント(色は赤)、ブラック一色のみ、仕様はこの仕様のみ。CM ソングは "Paint It Black"。キャッチコピーは "KEEP IT MAC"。どうだ? ジョブズ? お前だってこんなの出来たら欲しいだろう? 俺は、PowerBook Duo 2300c 購入時からトラックパッドが嫌いなんだよ! 秋葉原の T-Zone で修理用のパーツでトラックボールに変えていたんだから。IBM のトラックポイントのほうが確実に動作する点で評価が高い。俺の歴代ノートパソコンが US キーボード交換サービスを受けられる ThinkPad だったのはそういう理由だ。ポインティングの軽快さを欲しければマウスを付ければいい。どうしてもトラックポイントが許せないって言うなら、光学式トラックボールを採用しろ! 実はそれがベストなんだがな。Duo の様に上下にボタンを設け、今では Mac でも左右のクリックがいるから、微妙なバランスで上下ボタンとも、左右クリックが出来るように。Mac のシェアが絶望的な今、エンジニアが設計した結果のコストで値段を決めるな! ユーザーが「Mac を欲しい」と思う値段から逆算して、すべてを作れ!(激) コンピューターソフトウエアの未来を語れる相手はそれなりにいるが、ハードウェアを含めた「完成されたコンピューター」の未来を語りうるのはお前だけなんだから。俺とコンピューターの未来を語りたければ、79,800円で Mac Phoenix を出せ! Microsoft Windows なんて、この際動く必要なんて全く無いぞ! この仕様で、79,800円がどうしても無理なら、Super Drive を落としてもいい。ただし、この場合、一切の光学式ドライブをなくせ! その代わりにそのスペース分のバッテリーを積め! ソフトウエアは iTunes Store で買えればいい。光学式ドライブが必要なシチュエーション。例えば手持ちの CD から、iTunes に音楽を落としたい場合、Windows PC の iTunes から無線 LAN 経由で CD の音源をコピーできればいい。だが、本音は Super Drive を付けて欲しい。って言うか、Mac Phoenix 以外の Mac のすべてのラインナップを無くせば Super Drive 付きの仕様で 79,800円は達成可能なんじゃないか?! 俺は不可能だと思わないぞ?! デザイナーとかニッチなマーケットを相手にするなよ!(怒) 「みんなに愛されるコンピューター」こそ、"Mac" なんじゃないのか?! 最後に言っておく。「NeXT は黒かった」。最後の殺し文句だ! "NO REASON TO WORK AT YOUR HOME, FULL REASON TO ENJOY WITH YOUR STEADY"。どうだ、ジョブズ! ノックアウトされただろう?! Microsoft Office など Mac Phoenix には必要ない。+5,000円で Photoshop Elements をバンドルすればいい。とりあえず、パイオニアに Super Drive を現行の半額で作れないか、聞いてみるんだな。パイオニアのエンジニアがかなり以前から現在に至るまで二流企業であるソニーのように「不可能」と答えるか、「チャレンジします!」とあくなき戦いをするか。俺は後者に賭けるよ? そして彼らは成功する。ぜひ観てみたいものだ、パイオニア・スピリッツを。

せっかくだから、初めて現在のコアの原型が火を噴いたときの話をしよう。小学校5年生だか6年生だか判らないが(担任が同じだから区別が付かない。)、算数の授業で、順列組み合わせ、でいいのかな? その授業が行われたとき、今はどうか知らないが、昔は男女6人で1つの班を作っていた。そこで、強面の担任が「1つの班6人で何通りの座り方があるか?」と聞いてきた。皆、適当に答える。しかし、俺だけ違っていた。俺はまず2人の場合を考えた。2人だと2通りの組み合わせだよな? じゃあ、3人だとどうだろう? まあ、勘定すれば6通りであることが判る。俺はその「6通り」を「1×2×3」と捉えた。すると、6人の場合、「1×2×3×4×5×6」と言う構図が示唆され、僕はこの計算式を計算して、「720通り」と正確に答えた。俺の担任は、俺の辞書に「予習」なんて文字が無いのは百も承知だ。俺の担任は、これから教えることを、リアルタイムに事前に結論を俺に言われてしまい、絶句した(笑)。

ちなみに、この担任が出した「習慣計画表を作りなさい」と言う宿題も、この強面の担任の大顰蹙を買うことになる。俺は普通の生徒なら、計画が無いところを空白にするところに、すべて「自由」と書き込んだのだ(爆)。「『自由』とは何事ぞ!!(怒)」と担任の怒りを買った(笑)。

それから、小学校2年生のとき「やっておくべき算数のドリル」を白紙で提出して担任の顰蹙を買った。もちろん「解けなかった」のではない「解かなかった」だけだったんだ(笑)。

小学校から大学(学部まで。命を懸けた戦場であった大学院時代は別。)の学生生活において、興味のない授業は睡眠時間か幼少期においては、零戦やミグの絵を書く時間であった(笑)。

それから、あまり大した事じゃないが、デカルトの言葉を知る前に、確か中学生ころ、「存在」について考察し、「自分は考える。考えられるということは自分が存在している」と言う事を「個人的趣味」で考えてしまう。そんな、ちょっと普通の子供とは随分違った風変わりな少年であった。